太陽光発電があれば停電のときでも電気が使える？
太陽光発電があれば停電してしまったときでも、
昼間に太陽光発電した電気が一定量以上ある
ソーラー・パネルがあるときには
家の家電製品を使うことができます。
つまり停電したときでも、テレビを観る、携帯電話を充電する、
炊飯器が使えるなどが可能です。
ただし、通常の状態のままで停電するとパワーコンディショナーも
機能が停止してしまいますので、
屋根の上のソーラー・パネルが発電していても、
ソーラー・パネルのない家と同じく、停電した状態になってしまいます。
停電中にソーラーパネルで発電した電気を使うには、
パワーコンディショナを「自立運転モード」に切り替えて、
「自立運転用コンセント（→太陽光発電用語）」に
使いたい機器を接続する必要があります。
現在販売されている太陽光発電システムの多くは
この自立運転用コンセントを備えています。
しかし一部の機種や設置工事の内容によっては、
コンセントがない場合もあります。
また自立運転用コンセントに接続できる容量には
通常500W程度の上限がありますので、
家にある電気機器すべてに接続して使えるわけではありません。
そして発電量がない夜間には使用できず、
くもりの日は発電量が少ないので、
使える機器が制限されたりします。
